我々がこうして今の時代を楽しく過ごしていられるのも

先人たちが子育てに対して知恵を絞り、協力し、

まっすぐに向き合ってくれたからです。

 

今回は縄文時代の子育てについて少し調べてみましたが、

ビックリだらけでした！

そりゃそうですよね。

とにかく時代が大昔過ぎて…

縄文時代とは今から16500年前〜3000年前

 

この時代の生活環境から

出産というものがどれほど大変なことか

母親は出産が命がけであることは間違いなく、

生まれたあかちゃんが生存し、

さらにその赤ちゃんが元気に成長する確率も

かなり低かったということです。

 

もちろん生まれたばかりの赤ちゃんは

母乳で育てるのが基本ですが

お芋やお米をすりつぶした

離乳食のような物もあったようです。

 

これは女性が妊娠できる期間も

当時は寿命が３０歳代だったことからも伺えるように

かなりの短い期間のため

早めに母乳を終わらせて、

二人目、三人目…というように

子孫を一人でも多く残すことに重きを

おいていたと考えられます。

 

ここで驚いたのが、

当然、現代でも悩んでいる方がいらっしゃると思いますが、

母乳の出が少なかったり、出ないという方もいたようで、

その場合は　もらい乳

ということを頻繁にしていたようです。

もらい乳は母乳が出ない、出が少ない

家庭のお子さんがよく出る姉妹や近所のお母さんの

母乳をもらいに行くということです。

※最近では感染症などの心配から

日本では推奨されていないようですが、

欧米では母乳バンクとして、

多くの産婦人科がしっかりと専用装置で

殺菌し感染の危険がない母乳を提供しているようです。

 

これにはビックリだったのですが、

今でもこの子育て方はあるみたいですね。

 

まさにこれが子育ての原点だと思いました。

子供は地域みんなで育てる！

 

個人的にもらい乳は

確実に安全なデータもないので賛成はできませんが、

そういったみんなで子育て！

という意識については大賛成です。

 

両親だけよりも

おじいちゃんおばあちゃんの存在、

そして学校や幼稚園、保育園の先生、

ご近所さんの存在などなど

地域みなさんの存在が子育てには、

子供にとっても親にとっても

特に必要なのではないでしょうか。

 

もらい乳が当たり前にある時代って

きっと人類皆兄弟感が強いですよね。

まずはご近所さんとは挨拶から初めて、

見守ってもらう関係から築けるといいですね。

縄文時代は子育てよりも

まず出産ということがどれだけ大変か

命がけで妊娠、出産する女性への敬意は

今では考えられないほど崇高だったことでしょう。

いろいろ考えさせられた縄文時代の子育てでした。

今こうして平和で、より安全に子育てを

楽しめる部分も増えてきました。

このような環境に感謝しつつ、

次世代へと

子育てについて貢献したいものですね。

 

 

 

＃子育ての原点＃もらい乳

 

 

 

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