負けず嫌いと勝ちたがり！？

カテゴリ：コーチのプライベート作成日： 2016年5月29日

運動会では勝ち負けを体験できます。

これは貴重な経験です。

そこで、

勝ち負けを通して、

伸びる子と伸び悩む子を考えてみたいと思います。

どの時点でどの能力が伸びるといいのか？

しっかり考えておかなければならない問題だと思います。

幼稚園で一番◯◯が上手

小学校で一番◯◯が得意

どのタイミングで伸びたらいい才能なのか？

何でもかんでも早めに習得すればいいというものではありません。

幼少期から知識を詰め込み過ぎたり、

スポーツも子どもがやりたいことではなく、

親がやらせたいことだけをやらせると、

後々、伸び悩むことがあります。

”その時期に伸ばすべきものがあります”

これはお子さま一人一人個性や成長段階により異なります。

周りと比べ過ぎないようにしましょう。

幼少期は負けず嫌いが役立ったりしますが、

小学校高学年くらいになると、

その負けず嫌いが邪魔をする場合も出てきます。
例えば、

負けるのが嫌いだからチャレンジしなくなります。

これは恥ずかしい感覚が強くなり、

負ける経験は絶対にしたくないので、

最初からチャレンジしなくなります。

『自分を傷つけたくない』という本能でしょう。

ということは幼少期から負けず嫌いで子育てするよりも

『自分自身に勝ちたがる』意識を育てたほうが

生涯にわたって大きく飛躍していきます。

なかなか難しいですが、

大人たちの意識一つが子どもの将来を飛躍させます。

勝ち負けは相手がいると盛り上がりますが、

自分自身と勝負することも大切ですね。

運動会のかけっこの順位も重要ですが、

運動会という舞台で最高の走りができた！

いつもより速く走れた！

いつもよりスタートが遅れた…とか、

勝負を受け入れる練習もしたいですね。

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