子どもだけで遊ぶ姿を見ると安心します。

それは、

大人がいなくても遊びを通して

コミュニケーションをとっているからです。

長なわとびの場合を見ると、

「この縄を回すから跳んでみて！」とか、

「今度は僕も回してみたい！」とか、

”なわとび”　といえば

”跳ぶ”　ことを連想すると思いますが、

同じくらい大切なのが　”縄を回す”　ことです。

なわとびは、自分で縄を回してそれを跳ぶ運動だからです。

５歳前後で初めてなわとびを経験すると

ほとんどのお子さんが縄を跳べるけど回せません。

長なわとびでは、自分では回さずに

跳ぶだけなので上手くできるお子さんも多いです。

一般的に小さな頃から

走ったり、跳んだりはよくすると思います。

これは日常の中でもある動きだからですね。

その結果、縄を跳ぶことはできても、

回すことは難しい…と言うことになります。

縄を回すという運動は、

普段の生活の中では、まず無い動きです。

意識的に縄やひもを振り回したり、

お友だちと長縄遊びをして、

跳ぶ人、回す人を順番に進めていくと

自然な形であらゆる動きを習得できます。

縄を回してみたいと感じる
↓
実際に回してみる
↓
回すことを繰り返す
↓
上手く回せるようになる
↓
回しながら跳べる
↓
一人でなわとびが跳べる

必ずこのような段階を経てできるようになります。

きっかけはそれぞれありますが、

さぁ皆さんのお子さんの周りには

このような環境が整っているのでしょうか？

なわとびは練習しないと

なかなかできるようにはなりません。

なわとびを練習してみたいという方は

まずはご家庭にある短いひもでもいいので、

振り回してみてください。

右手が出来たら、左手も。

最初から回しながら跳ぶという、

二つの動きを一緒にするのは難しいのです。

ゆっくりじっくり進めてみましょう。

スムーズに回すことができれば、

一人で回して跳ぶこともできるでしょう。

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